Mode1 RETRO 壊れる

事の顛末は Twitter でもツイートしたんですが、備忘録としてブログエントリーとしても書いておく。

それはある日突然起こった。
9月17日深夜、正確には18日、唐突に Mode1 RETRO の液晶画面が映らなくなった。

タッチパネルは効いているのがわかるし、ハードキーも反応しているのが音などでわかるんだけど、液晶画面が表示されない。

しばらくヒンジを閉じて、再び開くと少しの間だけ液晶画面が表示されるが、15秒ほど経過するとスーッとフェードアウトするように液晶画面が消えていく。
色々試してるとヒンジを90度以上開かないようにするとブラックアウトしない。

故障原因を推測すると、フレキシブルケーブルの故障もしくは接触不良、ヒンジの故障等々考えられるが、分解はしていないので推測の域を出ない。

修理に関して調べてみると、Mode1 サポートセンター への電話及びテルル各店舗で受け付けているようだが、関西圏にはテルル店舗がないので対面での相談はできない。電話で相談してみてもいいのだが、往々にして「見てみないとわからないので修理見積もりのため送付してください」と言われるだろうと思う。

Mode1 RETRO は2017年11月11日に購入したので、なんと2年も経たずに故障したことになる。しかも折りたたみ式端末の命とも言えるフレキシブルケーブル絡みで……。

私の通話用端末である CASIO W61CA は10年近く経過するのにヒンジに不具合はまったくない。この頃の端末は日本製ヒンジを使ってたので品質は折り紙付きである。この分野において日本が負けてしまったのは残念でならない。

Mode1 RETRO はサブ機だったので即座に端末としての影響はないといえばないが、サブ機がないというのは意外と困るものである。

Mode1 RETRO は軽くて、ディスプレイが4インチでサブ機として使いやすいことこの上なかった。
また、ハードウェアテンキーが付いているので、寝転びながら画像を見るには最適な端末だったのだ。

しかし残念ながら現在の日本でこの端末以外にこのような端末はない。

選択肢としては、もう一度 Mode1 RETRO を買う。幸い、この機種は物凄く不人気なようで発売から2年経つにの未だに新品が手に入るのだ。
しかし、このヒンジ周りの故障がよく起きるものであるなら、再購入したとしても2年使えないことになる。

私が携帯端末に求めるものがニッチ過ぎて市場が縮小してしまった日本では選択肢がない。海外製の端末を購入することを考えれば選択肢はあるのだが、日本で使うには問題が大きい。

QWERTYハードキー搭載の端末はもう諦めていたが、BlackBerry が未だに供給してくれているので、それを選ぶという選択肢もある。

まさか2年も経たずに Mode1 RETRO がクリティカルな故障をするとは思っていなかった。この端末が壊れる前に折りたたみ式の新機種が出てるでしょ。と考えたりもしていたが、まったく出てこない。

どこか、折りたたみ式ハードキー搭載 Android 端末を作ってくれないですかね……。

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