イヤホンは難しい

新春恒例らしいアップルストアのセールという名の、日本人がポイント大好きな特性を理解した上で、日本だけで開催される Appleカード還元を華麗にスルーして、今も去年買った Bluetoothイヤホンを使っているんだけど、イヤホンというのはなかなか難しい。

私はイヤホンに密閉性が遮音性を求めておらず、ノイズキャンセリングなども不要なので、今の音響メーカが頑張って作ってくれている機能に対しては「余計なお世話」以外の感想がない。

大体、オーバーヘッド型ヘッドホン以外でそんなものを求めるほうがおかしいと思うし、そもそも環境音やノイズも音楽の一要素なので、「どこで聞いても同じになる」イヤホンなんかいらないんですよ。
外で聴いていれば外の音が、室内で聴いていれば室内の音がするのが自然で、そういう環境音が音楽に与える影響は少なくない。
みんな、音楽は(会場の反響音、客の声、残響音等々所謂環境音がたくさんある)ライブがいいと言うくせに、イヤホンにノイズのない不自然さを求めるのは何なのか。

現在主に使用している、イヤホン、ヘッドホンは以下の通りなんだけど、どれも一長一短がある。

audio-technica ATH-EP100

オーディオテクニカのオーバーイヤー型モニタ用ヘッドフォン。
とにかく安いのにそれなりに使えるいいヘッドフォン。以前使っていたオーバーイヤー型ヘッドホンもオーディオテクニカなので耳馴染みもいい。
音の確認をしたいときや、じっくり聴きたいときはこれを使います。

JVC HA-F15BT

JVC の左右一体型 Bluetooth ワイヤレスイヤホン。
まずもって私はカナル型イヤホンは耳が痛くなるので合わないという前提があって、とにかくインナーイヤー型のものから選択するしかなく、Bluetooth イヤホンとしては少数派なので選択肢は少ない。
しかも、外で使うのに完全分離型の Bluetoothイヤホンは一時的に外したくなってもそこら辺に置くわけにも行かないが、ケーブル型だと外しても首にぶら下がってくれるのでとでもいいのです。
音については、低価格帯でこれだけ鳴ってくれれば満足というか、特に高音が強いとか低音が強いとかもなく、フラットな印象です。
マルチペアリングではないので、複数の端末で使おうと思うと一回一回ペアリングをし直さなければいけないのはとにかく面倒です。

JVC HA-A8T

JVC の完全分離型 Bluetooth ワイヤレスイヤホン。
完全分離型でオープンイヤー型というと AirPods が有名ですが、あえて避けて左右一体型 Bluetoothイヤホンで JVC を選んだので、JVC のオープンイヤー型イヤホンを選んだ。
音は低音が強く出る目。あまりフラットな印象はないので、フラットな音が好きという人には好みが分かれる。
こちらはマルチペアリング対応なので、複数の端末で使うのにも便利。
AirPods のように片耳で聴くこともできるが、その場合は左耳用のみで、右側用のみでは聴くことができない。
価格帯的には相応だと思うし、それで特に困ることもないが、左右のイヤホンの操作ボタンでできることが異なるのでその辺に工夫があればもっとよかったのにとは思う。

結局、この3機種を使い分けて使っているが、一番室内で使っているのは HA-A8T になると思う。
イヤホンは消耗品だと思っているので、あまり高価なものを使う気になれないが、高級価格帯のイヤホンはサポートも違うのでそのへんはイヤホンをどれくらい使うのかという話になってくる。
iPod touch で音楽を聴いているので、AirPods を使うのも考えているが、今のところ購入予定がない。もう少し、今のイヤホンを使ってみたい。

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