旭エレクトロニクス PCJ11 にドッキングステーションを使ってみる

キーボードだけが相変わらず気に入らない格安ノートPC PCJ11 ですが、以前のエントリーに書いた仕様どおり、外部出力が miniHDMI、USB が 3.0, 2.0 それぞれ1ポートずつと少し頼りないので、今後のことも考えて所謂ドッキングステーションというものを導入してみた。

当初、デュアルモニタにしようと DisplayLink社製のチップを採用している USBディスプレイアダプタで済まそうとしたんですが、ギガビットイーサーポートも欲しいし USBポートももう少し欲しいし……となるとそれをひとまとめにしたドッキングステーションという方向に落ち着きました。

USBディスプレイアダプタには色々と安いものもあるんですが、DisplayLink社製以外のチップを積んだものはディスプレイアダプタを複数使ったときに出力できないとか色々と問題があるそうなのでそれ以外の選択肢がない状態です。

国内ベンダーが販売しているドッキングステーションもそれなりの価格のものはすべて DisplayLink社製のチップを採用していますが、今回選んだのは評判も良さそうな WAVLINK WL-UG39DK1 という製品。

こういう製品はヨドバシ・ドット・コムとかでは取り扱いがないので仕方なくの Amazon です。

仕様的には ギガビットイーサーポート、DVI出力端子(VGA変換コネクタ付属)、HDMI出力端子、USB2.0×4ポート、USB3.0×2ポートとデスクトップPC並の出力端子が揃っています。

商品の同梱物としてドライバCD があるんですが、とりあえず何もインストールせずに USB3.0ポートに接続したら全部 Windows10標準ドライバでまかなえてるみたいで普通に使える。

一応 DisplayLink社のドライバダウンロードページ から最新のドライバをダウンロードしてインストールはしました。

早速、DVI出力端子と本体の miniHDMI端子を使いデュアルモニタ化。しかも今回はドッキングステーション自体で2画面出力ができるので、本体の液晶自体も表示が消えることはなく、トリプルディスプレイになった。

しかしこの状態だと VRAMが不足するのか、DVIから出力しているモニタの表示が遅延するというかマウスがカクつきます。PCJ11 自体が非力なマシンなので CPUパワーの問題なのかどうかは判断がつかない。

もしかしたら、ドッキングステーションからのデュアルモニタなら問題ないのかもしれないですが、HDMIケーブルが足りてないのでこれは後ほど検証したい。

現在は、デュアルモニターにすらせず、DVI出力のみで使っています。USBポートや ギガビットイーサーポートの恩恵のほうが大きいかもしれません。

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