新しいペンタブレット「HUION H610PRO V2」を買いましたので出茂鹿

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Android で使えるという噂の HUION ペンタブレット H610PROV2 を買ってみたので出茂鹿をまず描いてみる。

詳しいレビューは使い込まないと書けないのでファーストインプレッションのみ。

まず、日本で HUION のペンタブレットを購入するには公式サイトか Amazon くらいしか入手先がないので、もちろん選択の余地なく Amazon で購入することになるわけですが、同じ商品が HUION-JP という出品者と Huion Animation-JP という出品者から販売されており、結局どちらも HUION公式っぽいんですけど、細かい付属品や価格が違うという初見殺しがあります。HUION と書いてあれば本体は同じなので付属品の違いくらいしかないんですが、どうしてこういう紛らわしいことをしているのかは謎です。

今回は HUION-JP というところから購入しましたが、おまけとして OTG接続に使うための USB変換コネクタが付いてきました。因みに購入するまで気づかなかったのですが、Huion Animation-JP の方から購入するとおまけとして替芯は本体付属のペンスタンドに8本付いてくるのですが更に替芯10本+専用グローブが付いてくるようです。しかし本当になぜ同じ公式らしいところが2つもあるのかが謎です。もしかしたらどちらかが日本法人でどちらかは本国なのかもしれませんが……。

閑話休題。

Android で OTG接続できる端末なら使えるという触れ込みをまず試すために Z300CL に接続してみたんですが、もちろん使える。もちろん使えるんですが、これも公式の説明通り、タブレットの全領域を使えるわけではないので、少し実用性とは程遠いかもしれません。元々縦型のスレート型スマートフォンを想定しているようなので、横型のタブレットのことは考えられていないのかもしれません。

Android で使えたらタッチパネル操作&ペンタブレット操作で楽だなぁ……と思っていたのですが、横使いのタブレット端末では厳しいようです。横型のタブレット端末ももちろん縦使いはできるのでそうすると普通に使えるんですが、それってタブレット端末の魅力を半分殺してしまうようなものなので難しいところです。この辺りはもしかしたら将来的にファームウェアのアップデート等で対応してくるかもしれません。実際、H610PROV2 はファームウェアのアップデートで Androidに対応しましたので。

さて、それでは実際に上の出茂鹿を描いたのは Windows ですので、そちらに話題を移します。

Windows で使うには HUION サイトからドライバをダウンロードしてインストールします。この辺りは最近は割とみんなそうなので特に気になりません。ただし、他のメーカー(例えばワコム)のペンタブレットを使っていた場合はそれらと競合するそうなので、インストール前にすべてそれらをアンインストールしておかなければなりません。併用ができないというのはプロにとっては問題になってくると思うので、HUION がプロのシェアを狙っているのなら解決しないといけない問題だと思います。

ドライバをインストールすると、Huion Tablet というユーティリティアプリケーションがインストールされるので、設定等はすべてそこから行います。

H610PROV2 は8個のボタンと16個のファンクションキーがあります。そららすべてにキーボードショートカットやマウスボタン、プログラム設定などほぼワコム製ペンタブレットと同等の設定が可能です。
特にペンタッチはワコムと比べると柔らかいという評判を見ていたので、どんなもんかな……と思いましたが、私は元々筆圧が強くないのでそれほどの違いは気になりませんでした。慣れの範囲です。

Android にもこれど同等のドライバが出てくるととてもいいのに……と思いながら出茂鹿を描きました。

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