2013/01/03
犬の性格
犬種によって色々な性質を持った犬がいる。
狩りをする犬、牧畜をする犬、愛玩するための犬。
同じ犬なのに種類により性質が違う。
吠える犬、吠えない犬、従順な犬、懐こい犬。
犬種というのは性格のようなものなのだろうか。
犬は自分のそのような性格を思い悩んだりすることはあるのだろうか。
「吠えたくないけど吠えてしまう」とか、「従いたくないけど従ってしまう」とか、「吠えたいけど吠えられない」とか。
話せない以上、想像の域を越えることはできない。
そして人間が犬を飼うとはどういうことだろうか。
可愛がるため、寂しさを紛らわすため、導いてもらうため。様々な理由があるのだろう。
すべて自分勝手なものではあるが、犬には逆らう手段が用意されていないのだから、従うしかないのであろうか。
それとも、そんな人間たちを憐れんで従っているのであろうか。
後者であれば、随分と犬というものは、バカに優しいということになるだろう。
前者であれば、お気の毒と言わざるを得ない。
それとも、何も考えていないのであろうか。
それでも、人間は犬を飼い続けるのであろうか。
これも人間の性なのであろうか。
そっと犬に教えてほしいものである。